ロードバイクの選び方【初見さん用】

自転車

皆さんロードバイクといえばスピードが出て、かっこいいスポーツ自転車のことですよね?
このロードバイク、車でいうところのレーシングカーです。

レーシングカーを想像してもらえればわかる通り、乗り心地や荷物がどれくらい乗せられるかなどの利便性など皆無です。その特性をしっかり理解したうえで以下の本題に入っていきましょう。

  • ロードバイクっていくらするの?
  • ロードバイクの値段の差って?
  • コンポーネントってなに?
  • 選ぶときに注意する部品って?
  • 実際の店舗に行って購入したほうがいいの?

ロードバイクっていくらするの?

答えはピンキリです。

“ロードバイク”と検索してもらえればわかりますが高いものは200万円するものも存在します。
安いものだと¥20,000~¥30,000程度からあるようですね。
単純計算で200万円のロードバイク1台買うお金で、最安のものが100台買えると思うとちょっと想像がつかないですよね。

ロードバイクの値段の差って?

値段の差が出るところは主に以下です。

  • 車体の材質
  • 変速機やブレーキなどのメカ部品

車体の材質

材質は主に以下のものが使われています。

  • カーボン
  • アルミ
  • クロモリ(鉄)

それぞれのメリット・デメリットを並べていきます。

カーボンのメリット

  • 圧倒的軽さ
  • 金属とは違い各社自由なデザイン

カーボンのデメリット

  • 比較的高価
  • 樹脂でコーティングされているため、直射日光で劣化する
  • 破損すると修理不能

ロードバイクレース界では、軽さは絶対正義となっていて軽いほうが有利なのでプロのロードレースではカーボンのロードバイクが使用されています

アルミのメリット

  • 比較的安価
  • そこそこ軽量
  • 錆びにくい

アルミのデメリット

  • カーボンに比べると重い

アルミ素材のロードバイクは比較的安価に製造できるため、各社エントリーモデルからミドルグレードまでのラインナップはアルミが使われていることが多いです。

クロモリのメリット

  • 破損しても溶接で治ることがある
  • 衝撃に強い

クロモリのデメリット

  • 重い
  • 錆びやすい

錆びなどに注意してあげれば長く使用できる車体です。重いので間違いなくレース向けではありません。

他にもチタンなどコアな材質のロードバイクはありますが、まだロードバイクを持っていない人向けの記事ですので今回は省きます。

変速機やブレーキなどのメカ部品

ブレーキや変速機、クランクなどのメカ部品はコンポーネントと呼ばれ、主にシマノ、カンパニョーロ、スラムの3社独占状態です。

シマノと聞いて、釣り具のシマノをイメージした方、そのシマノです。私は小物のデザインはダイワのほうが好きです。関係ないですね。

実はこのシマノという会社、日本の大阪の企業ですが世界トップシェアとなっています。

シマノの自転車なんて聞いたことないな。という方が大半だと思いますが、実は自転車本体は製作・販売はしていません。

では何がトップシェアなのかといいますと、それは自転車部品です。

実はいつも皆さんが乗っているママチャリ。乗る前に部品を見回してみてください。必ずどこかにSHIMANOと入っているはずです。

このシマノ、もちろんロードバイクの部品も作っています。シマノのロードバイク部品(コンポーネント)にはグレードが存在し、

  • Dura-ace
  • Ultegra
  • 105
  • Tiagra
  • Sora
  • Turney

となっています。何が違うのか…

値段と性能と加工精度が異なります。

Dura-aceが最高で、Turneyが最低となります。

初心者の方向けに書いていますので、それぞれの細かい差は気にしないでください。グレードがある。くらいの認識で大丈夫です。

また、コンポーネントと関係が深いのですが、ブレーキにも最近進化が起こり、ディスクブレーキが普及し始めました。

ディスクブレーキとは、通常自転車はリムブレーキといい、↓のようなホイールの外周部を直接ブレーキゴムで挟んで減速していましたが、リムではなくよりシャフトに近い、ディスクを挟んで止めるブレーキのことです。

左:リムブレーキ  右:ディスクブレーキ

見た目からもわかる通り、ディスクブレーキのほうが部品点数も増え、車体もディスクブレーキ専用の台座も必要なことから、高価なロードバイクや、悪路でも走れることを売りにしているロードバイクに多く搭載されています。

選ぶときに注意する部品って?

完全初心者の人がロードバイク購入時に見るべき部品

  • コンポーネントのグレード
  • ブレーキの種類
  • ホイール周り
  • 車体の材質
  • コストダウンされているところ

コンポーネントのグレード

こちらは上で紹介したシマノのグレードを参考にしてください。日本国内のショップや通販でカンパニョーロを取り扱っているところは少数ですので、メンテナンス性も考えてシマノにしておくのが無難です。

ここで注意してほしいことがあります。最安のロードバイクを考えているあなた。まず、コンポーネントのグレードを確認しても上で紹介したもののどれにもあてはまりませんでしたね?

なぜなら、上記で紹介したロード用コンポーネントのグレードよりもさらに下のグレードが存在するのです。

こちらのロードバイク、ロードバイクとは名ばかりで、ロードバイクのなんちゃってです。

通常、上で紹介したグレードのものは、ブレーキレバーもしくはその周辺に変速用の機構が備わっています。STIと呼ばれるものです。

ところが、最安のロードバイクにはそれがありません。

つまりどういうことかというと、ギアを変更するときに、片手を離す必要があるのです。

これは初心者の方にとって非常に危険です。前傾姿勢でただでさえふらつくのに、さらに頻繁に片手を離すというのは自分から事故にあいに行くようなものです。

また、今後のグレードアップを考えた場合に、拡張性が低い場合が多く、グレードアップするために新たにロードバイクを購入する必要が出てきます。それだったら、はじめから拡張性があるロードバイクのほうがいいですよね。

ブレーキの種類

あなたがどのような用途で購入するかによります。例えばレースに出てみたい。例えば雨風に負けず通勤する。などなど。

安くレースに出るのであれば、リムブレーキでいいかと思います。

頻繁に雨に降られる予定がある。もしくは泥だらけになる予定があるのであればディスクブレーキをお勧めします。

ただ、初心者の方が休みの日にデビューという場合、雨の日に乗ることはないでしょうから、リムブレーキで大丈夫だと思います。

ホイール回り

まだまだ最安ロードバイクをあきらめていないあなた。

後ろ側(駆動側)のホイールを確認してみて下さい。

おそらくナットで止まっているでしょう。

こちら、ママチャリと同じ種類のボスフリーというタイプのギアがついているホイールです。

なにがいけないのか、まずボスフリータイプだと、ギアのバリエーションが極端に少ない上に、普通のロードバイクのギアを交換する工具に対応していません。

そのため、カスタマイズ性はありません。さらに言うと、ボスフリーではない普通のロードバイクのホイールは、クイックリリースと呼ばれるシャフトを採用しており工具無でホイールを取り外し可能です。

駆動側のギアの集合をスプロケットと呼ぶのですが、こちらのスプロケットは自分の体力や脚力に合わせて交換するのが一般的です。また、消耗品ですので交換することもあります。

カスタマイズ性もないし、整備性も悪いのでボスフリータイプ(ナット止め)のホイールがついたなんちゃってロードバイクはやめましょう。

車体の材質

ブレーキのところでもお話しましたが、用途によります。

レースに出るのが目標であれば、カーボンか最低アルミ

スピードはそこそこで長く愛用したい場合はクロモリ

という感じでいいと思います。

絶対にこの材質じゃないといけないというのはありません。最後は好みです。

コストダウンされているところ

初心者の方向けなので、おそらく完成車を購入することになると思いますが、その完成車の中で見ておくべき重要なポイントがあります。

それがコストダウンされているところです。

最安のロードバイクもどきは危険な部品がたくさんあって指摘しきれないので省略しますが、上で書いたコンポーネントのグレードの上から3番目の105より下の完成車に多いのが、ブレーキのコストダウンです。

具体的には、ブレーキがシマノ製ではないことがあります。私も105グレードがついたロードバイクを購入しましたが、ブレーキがシマノ製ではなかったため、購入前に追加料金を支払ってシマノの105のブレーキを付けてもらったことがあります。

ブレーキは命にかかわりますので、シマノのブレーキがついていない場合は必ず交換して下さい。

他には、タイヤです。

完成車のタイヤはコストダウンによく利用されます。

必ず購入前にブランドと製品名をチェックして評判が悪い場合は取り換えましょう。

実際の店舗に行って購入したほうがいいの?

こちらに関しては、近くにショップや大手の自転車屋がある場合はそちらを利用することを強くお勧めします。

これまでの予備知識を持った上で行けばきっとスムーズに購入できるでしょう。

ただし、近くに店舗がない場合は、しっかりと自分の股下や腕の長さや、各社ブランドのホームページでサイズの確認を行って購入するしかありません。

その際の注意点ですが、自分のサイズとはちょっと違うけど安いから買おう。というのはやめておいたほうがいいです。

最悪サイズが合わずに体が故障してしまうことにもつながります。

以上、初見さんのためのロードバイクの選び方でした。

ロードバイクといっても最近はグラベルロードなんてジャンルも追加されて日々ロードバイク界も変革が起きていますが、こちらの内容はそのうち記事にします。ちなみに私が通勤で使用しているのはGiosのグラベルロードです。

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