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2021年から続く電子部品不足でマイコンボードも価格up?

micro-computer-price-increase

今回はちょっと時事ネタですね。

hobbyhappyblogでは、いつもマイコンボードやら電子工作関係の記事を上げているわけですが、

そんなブログの記事のネタにしているのがみんな大好きArduinoとかですね。

あとはRaspberryPiだったり。

昨今の電子部品が需要に対して供給が追いついていないという流れから、

実はArduinoも影響を受けています。もちろんRaspberryPiもです。

では購入できないほどなのか?というとArduinoに関してはそんな事ありませんが、

顕著に値上がりしています。

RaspberryPiに至っては、Amazonで出品されているはだいたい転売されたものです。

秋月電子なんかの正規取扱い店をこまめにチェックして、入荷したら購入しましょう。

ただし、必要な人に届かないと行けないので、今すぐ必要でなければ

供給が一旦落ち着くまで待ったほうがいいかもしれません。

とはいえ、すぐに必要という場合もあるでしょう。

そんなときは購入するしかないので購入しましょう。

この記事を読むことでわかること

自己紹介

サラリーマンしてます。

主に工場(生産現場)で使用する検査装置のアプリケーション開発してます。

ヒトの作業を自動化して簡略化するアプリケーションを日々開発中。

2022年5月に転職。現役バリバリの技術者です。
現在は超大手企業の新規事業分野で装置の研究・開発をしています。

Youtubeチャンネルにさまざまな動画を上げています

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マイコンボードはどれくらい値上がりしているの?

さて、マイコンボードですが、どれくらい値上がりしているか例をいくつか紹介します。

まずはみんな大好きArduino UNOと、

マウスやキーボード操作の指令にも使える

Arduino pro microを例にしてご紹介していきます。

Arduino UNOはどれくらい値上がりしている?

Arduino UNOは、Arduinoのいろいろな種類がある中で一番スタンダードな

Arduinoです。(※個人的な感想も含む)

そんなArduino UNOですが、わたしは互換品しか持っていません。

その互換品を購入したのが、2021年の1月です。

amazonでarduinoUNOを購入したのは2021年の1月

この当時の購入金額は、2個セットで税込み1,199円でした。

2個セットなので1個で600円弱ですね。

まあ手頃な値段ですよね。

さて、このArduinoUNOの2個セットですが、

現在(2022年7月16日)ではいくらになっているかというと….

2022年7月16日現在のAmazonのページ

はいどうですか、1,119円から、税込み2,799円になっています。

単純に倍以上の値段になっています。

1年半前は現在のセットの1個分で2個ArduinoUNOが買えたわけですね…なんだかあほらしいですね…

Arduino pro microはどれくらい値上がりしている?

続きまして、キーボード操作なんかもできるAtmega32u4を搭載している

Arduino pro microを見ていきましょう。こちらも互換機?です。

Arduino Leonardoの互換機というかなんというか…とまあその話は今回は置いておきましょう。

とりあえず値段を確認します。

わたしがArduino pro microを購入したのは、2021年7月です。

Arduino pro microを購入したのは2021年7月

つまりちょうど1年前ということですね。

こちらも1個ではなく、3個セットで購入しています。

当時の購入価格は、税込み2,299円です。

そして気になる現在のArduino pro microの値段ですが….

2022年7月16日時点でのArduino pro micro3個セットの値段

税込み3,999円です。

2,299円⇒3,999円なので、2倍はいかないですが、1.5倍は軽く超えていますね。

イメージとしては、現在の値段を出したら、1年前だったら3個ではなく5個買えていた。

という感じですね。まあ5個もいらないですが…笑

マイコンボードはいつから値上がりしているの?

さてなんとなく1年前から見て

2倍くらいに値段が跳ね上がっているのがお分かりいただけたと思いますが、

では実際いつくらいから値段が上がり始めたのか?

さきほど紹介したArduino UNOとArduino pro microで見ていきましょう。

値段の推移を確認するのはKeeperと呼ばれるアマゾン用のプラグインです。

詳細は割愛しますが、便利なので入れておくとはかどりますよ。

Arduino UNOはいつから値上がりした?

Arduino UNOですが、Amazonでの取り扱いはだいぶ昔からでした。

わたしが購入した互換機での話になりますが、

2019年末にはすでにAmazonでの取り扱いが始まっています。

もう2年半以上も販売されているんですね…当時は税込み1,139円と

わたしが購入した時とほぼ同程度でした。

ではそこから値段の推移はどうなったのでしょうか??

AmazonでのArduino UNO互換機の価格の推移

去年の夏は実は少し上がっていました。これはあの病原菌のせいで

半導体の製造に影響があったと考えられます。

10月ごろから鎮静化してきて安定してきたとも捉えられます。

日本の緊急事態宣言や蔓延防止が全面解除されたのも

2021年10月です。

その後落ちついたはずだったのですが、2022年に入ってから、

3月ごろにまた高騰しています。これは言わなくてもわかると思いますが、

あの国が暴走し始めたことがきっかけと考えられます。

この4か月の間でほぼ倍の値段に高騰しています。

Arduino pro microはいつから値上がりした?

Arduino UNOと同様、Arduino pro microについても見ておきましょう。

Arduino pro microの1年間の価格推移

あれ??

という感じですよね。

実はArduino UNOと違い、Arduino pro microの値上がりのタイミングは、

3月ではなく、5~6月ごろなんですね。

このころの出来事としては、中国のロックダウンでしょうか。

たしかに影響はありそうですが、3月ごろに値上がりしていない

(ArduinoUNOとは違う動きをしている)

というのが気になるところですね。

マイコンボードなど基板関係は今後も値上がりするの?

さてここからは未来予想になりますが、

マイコンボードはこれからも値上がりしていくのか?

ということで予想していきます。

今よりも高くなるなら早く購入したほうがいいですし、

今よりも安くなるなら後で購入したほうがいいですよね?

ということで、今後1年位のスパンでマイコンボードの値段がどうなるか予想してみます。

マイコンボードが値上がりするとしたら…

値上がりに効きそうなのはこの2つです。

  • 急激な円安
  • 半導体不足

急激な円安

マイコンボードは基本的には日本国内では作れません。

作れないというか、そもそもマイコンボードに載っている半導体は

日本で製造していません。

つまり、外国から輸入しないと手に入らないわけです。

輸入で一番消費者に打撃があるのが、円安ですよね?

いままで1000円だしたら輸入できていたものが、

円の価値が下がって、2000円出さないと輸入できなくなる…

なんてのが円安です。

連日ニュースになっていますが、マイコンボードは

基本的には外国製なので円安になると日本国内で流通するときに

値段が上がります。

これが値上がりにつながるポイント1です。

半導体不足

つぎに需要と供給でいうところの、

供給が追い付かないという問題があります。

昨今の病原菌やら、国の暴走やらがありますが、

そもそも需要自体も増える方向にあるのは何となく想像できますよね?

IoTだなんだと、いままでアナログだった業界がこぞってデジタル化を

推し進めています。逆にアナログにシフトしていくなんてありえませんから、

需要は日々増え続けていると言えます。

需要と供給のバランスをとるのが値段になるわけですが、

需要に対して供給が追い付かないと当然、値段は上がります。

ほしい人がたくさん居るわけですからね。

供給が需要に追い付かない限りはこのまま値段が上がっていくことになります。

マイコンボードが値下がりするとしたら…

マイコンボードが値下がりというか、1年前くらいまで

戻るには…ということを考えていましたが、

値上がりの材料を確認してもらえればわかる通り、

あまり値下がりは期待できません….

というのも、円安・円高については

わたしは専門家ではないので今後どうなるかわかりませんが、

需要と供給という材料を考えた時に、急激に供給量が回復するとは

考えにくいです。それも需要が増え続けていく上でです。

半導体装置メーカーの偉い人が2024年まで供給不足は解消されないと発言しています。

IntelのCEOであるパット・ゲルシンガー氏が、米テレビ局CNBCの『TechCheck』のインタビューにて、チップ不足解消は2024年までは難しいだろうと発言。

yahoo!japanニュース5月10日の記事より

とあります。

このことから、半導体メーカーが半導体不足の解消が2024年まで

難しいと話しているので、まだまだ供給不足が続くと考えられます。

今回のまとめ

今回は半導体の価格について真剣に書いてみました。

半導体っていまの私たちの生活になくてはならないものです。

その半導体が供給不足で値上がりするというのは、

結構痛いですよね…

特に趣味でマイコンを買って遊んでみたい・始めてみたい!

という人が、初期投資の金額で二の足を踏んでしまうのは何とも言えません….

まだ1年前の2倍くらいで収まっていますが、

今後さらに供給不足でマイコンが入手できない…なんてことになったら

趣味で電子工作なんてできなくなってしまいますから、

それだけは避けてほしいですね….

今のうちに値上がりする前に気になっていたマイコンボードを

購入しておくのもいいかもしれないです。

Amazonで購入できるものもありますので、リンクを貼っておきます。

↓↓↓↓

Bitly

arduino nano everyなんかも結構いろんなことができるのでオススメですよ!

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