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pythonのInput関数を使うときの注意点【pythonプログラミング】

python-input-eyecatch

最近ArduinoやraspberryPiばっかりで、

pythonの記事が全然ないので、久しぶりにpythonについての記事を書きます。

今回はpythonの【input】関数についてです。

input関数と言えば、print関数の次くらいに覚える関数ではないでしょうか?

そんなinput関数ですが、忘れがちな点があるのでちょっと解説します。

この記事を読むことでわかること

自己紹介

東証一部上場企業でサラリーマンしてます。

主に工場(生産現場)で使用する検査装置のアプリケーション開発してます。

ヒトの作業を自動化して簡略化するアプリケーションを日々開発中。

2022年5月に転職。現役バリバリの技術者です。
現在は超大手企業の新規事業分野で装置の研究・開発をしています。

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pythonで便利に入力【input関数】

まず簡単にinput関数の機能から説明しておきますが、

input関数は、

  • 人に入力してもらうまで待ち、入力されたものをプログラム上で使用する。

主な目的としては↑のものですね。

どうしてもプログラミングしていると、

人に選んでもらう、もしくは人に入力してもらうことがあると思います。

そんな時に使用することで、アプリケーションに自由度が出てきて

幅が広がります。

pythonで実際にinput関数を使ってみる

さて、それでは実際にinput関数を使ってみましょう。

書き方はいたって単純です。

pythonで以下のように打ち込んで実行してみてください。

ret=input("なにか打ってください。")
print(ret)

実行結果は以下のようになります。わたしはコンソール上で555と打ち込んでいます。

なにか打ってください。555
555

何となく使い方はわかってもらえましたね?

input関数内の()の中に案内をいれます。

その案内がコンソール上に出ている間は入力待ちをします。

さらに、何か入力されると、上記のプログラムだと、変数retの中に格納されます。

さらにprint関数でretを表示しているので、

555と表示されます。

ここまで特に問題はないと思います。

input関数を使うときに注意しないといけないこと

それでは本題です。

input関数の使い方はここまでで理解できたとおもいます。

このような場合はどうなるか予想できますか??

ret=input("数字を打ってください。")
calc=ret+500
print(calc)

input関数で人間が入力した数字に対して500を足した数をprintで表示してくれそうですよね??

ところが実際に実行してみるとこのようになります。

inputError
実行するとエラーになる。

ではこれはどんなエラーなのか?ですが、

TypeErrorとなっています。

簡単に説明すると、retがintではないので足し算できませんよ。

というエラーです。

ここで一番大事なことを発表します。

input関数で取得されたデータのデータ型は必ずはstrです。

文字列と500を足そうとするとそれはエラーになってしまうのは、

何となく理解できると思います。

それではどうしたらいいかの解決方法について次の章で解説していきます。

pythonのinput関数で数字を入れる場合

いきなりですが、エラーが出ないようにしたソースを以下に載せました。

ret=input("数字を打ってください。")
calc=int(ret)+500
print(calc)

retをintに型変換しているだけですね。

これで結果としては、

数字を打ってください。555
1055

となり、正常に計算ができています。

input関数で取得されたデータのデータ型は必ずstrだということは忘れないようにしましょう。

ちなみに、数字を打ってくれと言っているのに、

数字以外を入力された場合は、

数字を打ってください。五

エラーになります。

inputintErrror
inputで数字以外を入力された場合のエラー

ではこのエラーの解決方法はどうしたらいいでしょうか?

input関数で数字を入力してほしいのに数字以外を入力された場合

いわゆるエラー回避の方法ですが、

通常数字を入れてくれと書いているのに、数字以外を入れる人が悪い。

というのは正論ですが、それでもエラーになってアプリケーションが落ちてしまう場合は、

プログラマーの責任になってしまいます。

ですから、数字以外を入力された場合でも適切な処理をする必要があります。

ではどうするかですが、入力されたデータが数字に変換できるかどうかで判定します。

tryInput=True
while tryInput:
    ret=input("数字を打ってください。")
    try:
        int(ret)
        tryInput=False
    except:
        print('数字以外が入力されました。')

calc=int(ret)+500
print(calc)

try exceptを使用することで、

intに変換したときに例外処理が発生するかどうかの判定をしています。

inputされている文字列は必ずstrなので、データ型で判定することは不可能です。

また、Whileでループを回すことで、数字以外が入力された場合

人間のミスだということでもう一度チャンスを与える必要があるので、

数字が入力されるまでinputが繰り返し発動する仕組みになっています。

input関数まとめ

今回はpythonのinput関数についてまとめました。

入力されたデータがstr型になるというのはたまに忘れそうになるので、

この記事は自分の備忘録的なポジションでもあります。

input関数でつまづいたときはこんなやり方もあるよ。

ということで何かの助けになると幸いです。

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