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python~計算式の簡略化~【pythonマスターへの道#005】

python~計算式の省略~

今回の記事では、前回までに学んだ変数と、簡単な計算を組み合わせます。

簡略化することによって、もっとコードがスッキリします。

覚えておくと絶対に役に立ちます。ただし、覚えていなくても

同じ式は実現可能ですので、必須というわけでもありません。

美しいソースコードを目指して学んでいきましょう。

自己紹介

東証一部上場企業でサラリーマンしてます。

主に工場(生産現場)で使用する検査装置のアプリケーション開発してます。

ヒトの作業を自動化して簡略化するアプリケーションを日々開発中。

python:式の簡略化の具体例

早速式の簡略化の具体例をお見せします。

x=30
x+=1
print(x)
x=30
x=x+1
print(x)

print(x)でコンソールにxの値を出力するわけですが、
上段の出力も、下段の出力も一緒の31です。

違いが見つかりましたか?

x+=1
x=x+1

この2行が違うところですね。

実は書き方の違いだけで、やっていることは同じです。

変数xに対して、1を足しています。

上段のほうが、変数を1回しか使用しないので

スッキリ」した見た目ではありませんか?
ただし、この書き方がわかっていないと、
他の人が+=と書いたときに何をしているかわからなくなってしまいます。

ですから、知識としてこういう書き方があるというのは
知っておいたほうが良いです。

足し算以外の簡略化

足し算以外にも、簡単な計算に関しては

全て簡略化する方法があります。

以前学んだ単純な計算で扱った

四則演算はすべて簡略化可能です。

演算子と役割について表にまとめると以下のようになります。

計算の役割使用する演算子
足し算+=
引き算-=
掛け算*=
割り算(商を求める)/=
割り算(割れる最大の整数を求める)//=
割り算(余りを求める)%=
べき乗**=
簡略化のための演算子

それでは詳しく具体例を使って学んでいきましょう。

引き算を簡略化

引き算は-を使いますが、

これを簡略化すると、

x=30
x-=1
print(x)

こうなります。

xから1を引いて、出力は29となります。

掛け算を簡略化

掛け算も同様です。

*を使って、

x=30
x*=2
print(x)

xに2をかけているので、60が出力されます。

割り算(商を求める)を簡略化

単純な割り算の場合は/で行いましたね?

x=30
x/=2
print(x)

xを2で割るので、15が出力されます。

割り算(割れる最大の整数を求める)を簡略化

割れる最大の整数を求める場合は、//を使用しました。

これも簡略化してみると、

x=30
x//=4
print(x)

xを4で割ると、7.5になるので、

最大の整数の7が出力されます。

割り算(余りを求める)を簡略化

次に割り算で余りを返す式の簡略化です。

余りを返すのは%でした。

x=30
x%=7
print(x)

xを7で割ると、商が4で余りは2ですね。

べき乗を簡略化

最後にべき乗の簡略化です。

べき乗は**で計算されましたので、

x=30
x**=2
print(x)

ちょっと数字が大きくなってしまいますが、

上記の計算で30の2乗が計算されます。

まとめ

今回は式の簡略化について学びました。

必須の知識ではありませんが、

今後ソースコードが複雑になってきた場合に備えて今のうちから

テクニックとして覚えておきましょう。

このテクニックによって、変数の書き間違えなどのリスクを減らすことができますので、

是非積極的に使ってみてください。



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