こんにちは。技プログを運営している、ほっぴーです。
今回は、技プログの新しい取り組みについてのお知らせです。このたび、noteで電子工作初心者向けのPDF教材を作っていくことにしました。
位置づけとしては、技プログのスピンオフです。
技プログではこれまで、Arduino、Raspberry Pi、電子工作、プログラミング、電子回路、基板まわりなどの記事を書いてきました。
ブログの記事はこれまで通り続けていきますが、noteではもう少し「教材」に近い形で、電子工作をこれから始める人向けの内容を体系的にまとめていこうと思っています。
なぜnoteで教材を作るのか?
技プログでは、電子工作やプログラミングに関する記事をいろいろ書いてきました。
その中で感じていたのが、
「電子工作を始めたい人にとって、最初のハードルが意外と高い」
ということです。
たとえば、電子工作を始めようとすると、かなり早い段階で次のような言葉が出てきます。
- 電圧
- 電流
- 抵抗
- GND
- ショート
- ブレッドボード
- Arduino
- デジタルピン
- アナログ入力
電子工作をやっている人にとっては当たり前の言葉でも、初めて触れる人にとっては、ここで一気に難しく感じると思います。特に、電気を専門的に学んでこなかった人にとっては、
- LEDを光らせるだけなのに、なぜ抵抗が必要なの?
- GNDって何?
- ブレッドボードの穴って、どうつながっているの?
- Arduinoは買ったけど、何から理解すればいいの?
というところで止まってしまうこともあるはずです。そこで、技プログ本体の記事とは別に、もっと入口を低くしたPDF教材を作ってみようと考えました。
文系の人でも始められる電子工作教材を目指します
今回noteで作る教材は、電気や電子回路を専門的に学んだ人向けではありません。
むしろ、対象にしたいのは次のような人です。
- 電子工作に興味はあるけれど、電気が苦手な人
- 文系出身で、理科や数学に苦手意識がある人
- Arduinoや電子工作キットを買う前に、基礎を知りたい人
- LED、抵抗、GND、ブレッドボードでつまずいた人
- 子どもと一緒に電子工作を始めたい人
- ハンドメイドや工作に電子工作を取り入れてみたい人
電子工作は、理系の人だけの趣味ではないと思っています。最初から高度な計算ができなくても、電気の流れをイメージで理解して、安全な範囲で小さく試していけば、少しずつできることが増えていきます。
そのため、この教材では専門用語をいきなり並べるのではなく、できるだけ言葉で理解できる形にしていきます。
たとえば、次のような説明を大切にします。
- LEDを光らせるには、電気の行き道と帰り道が必要
- 抵抗はLEDを守るための部品
- GNDは電気の帰り道として考えるとわかりやすい
- ショートは電気の危険な近道
こうした最初のつまずきを、ひとつずつほどいていく教材にしたいと思っています。
ブログではなくPDF教材にする理由
技プログの記事として書くことも考えました。ただ、今回の内容はブログ記事よりも、PDF教材のほうが向いていると感じています。理由は、電子工作では作業中に何度も見返す場面が多いからです。
たとえば、実際に手を動かしていると、次のような確認をしたくなります。
- LEDの向きはどっちだったか
- 抵抗はどこに入れるのか
- GNDはどこにつなぐのか
- ブレッドボードの穴はどこがつながっているのか
- 光らないときは何を確認すればよいのか
こういう内容は、スマホやタブレットで開いたり、必要なら印刷したりして、手元で確認できる形のほうが使いやすいと思っています。
そのため、noteではスライド形式のPDF教材として販売する予定です。動画や音声ではなく、PDFとして読み返しやすい形にします。
予定している教材シリーズ
まずは、以下のような流れで作成予定です。
第1弾:LEDを光らせる前に読む、電気のきほん
電圧、電流、抵抗、GND、ショートなど、電子工作を始める前に知っておきたい基本を扱います。
いきなり工作に入るのではなく、まずは「電気はどう流れるのか」「なぜ抵抗が必要なのか」といった部分を整理します。
第2弾:ブレッドボードでLEDを光らせる実践編
ブレッドボードの使い方や、LEDと抵抗を実際にどう配置するかを扱います。
第1弾で学んだ「電気は一周する」という考え方を、実際の配線に落とし込む内容です。
第3弾:スイッチでLEDを操作する基本
LEDをただ光らせるだけでなく、スイッチでON/OFFする方法を扱います。
電子工作らしい「操作する」感覚を学ぶ回です。
第4弾:ArduinoでLEDを光らせるはじめの一歩
Arduinoを使って、プログラムでLEDを点灯・消灯・点滅させる考え方を扱います。
手でスイッチを押すところから、プログラムでON/OFFを切り替えるところへ進みます。
第5弾:センサーで反応する小さな仕組みを作る
センサーの値を読み、明るさなどに応じてLEDの動きを変える考え方を扱います。
ここまで進むと、電子工作が「ただ光る」から「周囲に反応する」ものになっていきます。
技プログとの使い分け
技プログ本体では、これまで通り電子工作やプログラミング、Arduino、Raspberry Pi、電子回路、基板などの記事を書いていきます。
一方で、noteではもう少し順番に学べる教材としてまとめます。
イメージとしては、次のような使い分けです。
- 技プログ:個別テーマを深掘りする技術記事
- note:初心者が順番に学べるPDF教材
ブログの記事は、気になるテーマを検索して読む形が多いと思います。
noteのPDF教材は、電子工作を始めたい人が次のような流れで体系的に進められるようにしたいと考えています。
- 電気の基本を知る
- ブレッドボードでLEDを光らせる
- スイッチで操作する
- Arduinoで制御する
- センサーで反応させる
どんな人に読んでほしいか
この教材は、すでに電子工作が得意な人向けではありません。
どちらかというと、次のような人に向けて執筆予定です。
- LEDを光らせるだけでも少し不安
- 電子工作キットを買ったけど、説明書の用語が難しい
- Arduinoに興味はあるけど、電気の基本で止まっている
- 子どもと一緒に工作したいけど、安全面が気になる
- 文系だけど電子工作に挑戦してみたい
電子工作は、最初から全部理解してから始めるものではありません。
光らない。
間違える。
確認する。
直す。
もう一度試す。
このくり返しで、少しずつ理解が深まります。
ただ、その最初の一歩で危ないことをしてしまったり、意味がわからなくて止まってしまったりすると、せっかくの興味が消えてしまいます。
この教材では、そこをできるだけやさしくサポートできればと思っています。
まずは第1弾から公開予定です
まずは第1弾として、
「LEDを光らせる前に読む、電気のきほん」
というPDF教材から公開する予定です。
この教材では、電子工作を始める前に知っておきたい、次のような内容をできるだけやさしい言葉でまとめます。
- 電気は一周して流れる
- 電圧は押し出す力
- 電流は流れる量
- 抵抗は流れすぎを防ぐ
- LEDには向きがある
- GNDは電気の帰り道
- ショートは危ない
いきなり難しい回路設計に入るのではなく、まずは「安全にLEDを光らせる」ための土台づくりです。
最後に
電子工作に興味はあるけれど、電気が苦手。Arduinoを触ってみたいけれど、LEDや抵抗の時点で少し不安。子どもと一緒に電子工作を始めたいけれど、安全面が気になる。そんな人に向けて、技プログのスピンオフとして、noteで電子工作初心者向けPDF教材を作っていきます。技プログ本体では引き続き技術記事を更新しつつ、noteでは体系的に学べる教材としてまとめていく予定です。
公開したら、こちらのブログでもお知らせします。電子工作を始めるきっかけとして、少しでも役に立てばうれしいです。




