画像処理に使える便利なツール、ImageJについてのお話です。
Windowsでインストールや使い方について解説されていることが多いですが、
基本的にmacでもやることはほとんど一緒です。
今回は3ステップに分けて解説していきます。
ちなみにわたしはM1搭載のmacbook airをサブで使っていて、
メインはWindowsのデスクトップを使っています。
macのパソコンでImageJが使えるようになる。
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macでImageJを使えるようにする3ステップ概要
これからmacでImageJを使えるようにするわけですが、
その3ステップについて概要を先に説明しておきます。
順番通りにやってもらえればすぐに使えるようになります。
mac用ImageJをダウンロードする。
まずはImageJを使うためには、
インターネットからImageJのファイルをダウンロードする必要があります。
当然無料ですのでご安心ください。
こちらにURLを貼り付けておきます。
ImageJのダウンロード画面に飛びます。
![search-imagej](https://www.hobbyhappyblog.jp/wp-content/uploads/2023/08/スクリーンショット-2023-08-26-22.26.33.png)
こちらのダウンロードするので、
この画面の上の方にあるMax OS Xという項目を選択しましょう。
![download-imagej-for-mac](https://www.hobbyhappyblog.jp/wp-content/uploads/2023/08/スクリーンショット-2023-08-26-22.27.06.png)
発行元が確認されていないツールに対して設定で許可する。
Macをお使いのあなたならば、
既にご存知かもしれませんが、Macはセキュリティの関係から、
開発元がはっきりしていないアプリケーションについてブロックされます。
具体的には、初期の状態だと、
App Storeと、確認済みの開発元しか起動できない設定になっています。
ただ、この状態だとImageJが起動できませんので、
設定を変更します。
設定から、プライバシーとセキュリティを選びます。
この状態でImageJ.exeをダブルクリックしましょう。
![make-imagej-available](https://www.hobbyhappyblog.jp/wp-content/uploads/2023/08/スクリーンショット-2023-08-26-22.30.35-1.png)
すると、このように、
“ImageJ”は開発元を確認できないため、使用がブロックされました。
とブロックされてしまいます。
ただ、そのすぐ下にある”このまま開く”のボタンを押すことで、
ImageJを起動できるようになります。
※一度この操作をしておけばもうこの作業は不要です。
ウンロードしたImageJを起動する。
このまま開くのボタンを押すことで、
このような警告が出ます。
![caution-mac-imagej](https://www.hobbyhappyblog.jp/wp-content/uploads/2023/08/スクリーンショット-2023-08-26-22.31.56.png)
警告は出ますが、開くボタンを押しましょう。
身に覚えがないアプリケーションなんかだったら、
このセキュリティは結構有用ですが、
若干おせっかい感がありますね。mac独特です。
実際にImageJに画像を取り込んでみる。
起動までできてしまえば、
あとはWindowsのPCと操作は全く同じです。
ためしにフリーの花の画像を取り込んでみました。
![mac-imagej-openning](https://www.hobbyhappyblog.jp/wp-content/uploads/2023/08/スクリーンショット-2023-08-26-22.34.34.jpg)
何の違和感もありませんよね。
ただし….1点だけ注意があります。
上の画像を見て、Windows版とは何か違うところがあるんです。
さて、どこでしょう??
![](https://www.hobbyhappyblog.jp/wp-content/uploads/2023/08/image-30.png)
答えは、□や〇で図形の範囲選択をするボタンの上にあります。
Windowsの場合は、FileやEdit、Analyzeなどが同じUI上に表示されていますが、
Macの場合はここには表示されません。
どこに表示されるかというと、こちらです。
![](https://www.hobbyhappyblog.jp/wp-content/uploads/2023/08/スクリーンショット-2023-08-27-14.33.41.png)
リンゴマークの隣に現れます。
最初わたしもずっとWinowsでImageJを触っていたので、
ここにあるのに気づくのに時間がかかりました….
今回のまとめ。MacでもImageJは簡単に使えるようになる。
今回は、MacにImageJを入れて起動してみました。
発行元の警告が出る点は違いますが、おおむねWindowsでImageJを使うのと
そんなに変わらないですよね??
実はImageJは、前身のNIHの時にMacで作られたという経緯があります。
そのため、どちらかというと、WindowのようなUI上にFileやAnalyzeのタブをつけたのは、
Macの使い方を移植したというのが正しいようです。
ImageJの歴史なんかについては、
こちらの以前の記事をご覧下さい。
今後も画像処理として出番の多いImageJの使い方について
発信していきますので楽しみにしていてください。
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