技プログの前身であるhobbyhappyblogでは、
RazerのViperUltimateが最強だとお話をしました。
これが、2020年の5月なので、
ホントにブログを立ち上げた直後くらいの記事ですね。
懐かしいです。
それからいろいろと紆余曲折ありましたが、
現在使っているマウスはこちら….

LogicoolのG PRO X SuperLightです。
結局Logicoolかよ…という感じですが、
これはもう間違いないです。
実はもう2021年の3月ごろから使っていますから、2年半は経過しています。
買った当初はこんなに長い間使うとは思ってませんでした….
このマウス、どんな人に合うのか?
どんな好みの人に合うのか?について少しお話していこうと思います。


Logicool G PRO X Superlightの特徴と、
どんな人に合っているのかがわかる。
Youtubeチャンネルにさまざまな動画を上げています。
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logicool G PRO Superlightはどんなマウスなのか?

まずは、logicoolのG PRO Superlightがどんなマウスなのか?について
少し解説していこうと思います。
寸法と重量
いつも使っている手元にあるG PRO X Superlightを使って、
どれくらいの大きさで、重量はどれくらいなのかについて解説していきます。
寸法としては、
重さは、公称値で63g未満となっています。
ちなみにわたしの個体は、グリップテープをつけた状態でジャスト70gでした。

G PRO X Superlightはゲーミングマウス
G PRO X Superlightは、logicoolブランドのゲーミングマウスです。
ゲーミングマウスというだけあって、PCゲームで勝つための洗練されたマウスです。
ゲーミングマウスの一般的な特徴としてはこんなものがあります。
それぞれちょっと解説していきましょう。
ただしこれらの特徴は、ゲーミングマウスの一般的な話であり、
今回紹介しているG PRO X Superlightには当てはまらないものもあります。
ド派手に光る。
いきなりですが、こんなマウス見たことありますか?
これはRazerのCobra Proというゲーミングマウスですが、底面とホイールが七色に光ります。
いつからゲーミングマウスが光るようになったのかは不明ですが、
とりあえず『ゲーミング』と名の付くものはこんな感じでビカビか光るものが多いです。
マウスに限らず、ゲーミングキーボードもヘッドホンも、さらには
パソコンの側面も光ったりしますよね。
マウスパッドのふちにわざわざLEDを仕込んで光らせるような商品もあるくらいです。
こんな商品↓↓↓
ただしこれは、一般的なゲーミングマウスの話なので、
G PRO X Superlightには当てはまりません。
全く光らないわけではないですが、充電中や、復帰時に小さいLEDが少し光るだけです。
マウスを動かしたときの反応が早い。
これは、低遅延と呼ばれる特徴の一つです。
ゲーミングマウスは、ゲーム用に開発されていると冒頭で解説しましたが、
ゲームでは、一瞬の操作で勝敗が決する場面もあります。
ですから、マウスの操作に対して瞬時にパソコンに入力が入っていかないと困りますよね。
それを解決するために技術開発されています。
一昔前は、この低遅延の関係で、
無線のゲーミングマウスはほとんど存在せず、
ゲーミングマウス=有線のマウス という構造がありました。
ただ、最近では、有線マウスレベルの遅延が無線マウスでも実現できるようになりました。
ですから、最近のマウスであれば無線でも人間ではわからないレベルの低遅延を実現しています。
業務用マウスだと、遅延が無いのはいいことですが、
ゲームほどシビアな低遅延は求められませんから、
遅延に関してはゲーミングマウスのほうが少ないです。
G PRO X Superlightは1000Hz。つまり1/1000秒に一回PCと通信しています。
もはや人間には認識できない頻度で通信しています。
マウスの移動量と、カーソルの移動量が正確に一致する。
先ほどの低遅延とセットですが、
ゲームでシビアなコントロールが必要な場面で、
マウスを動かした量に対して、カーソルの位置が一致してもらわないと困りますよね。
ですから、ゲーミングマウスには、
高精度でマウスの動きを検知できるセンサーが搭載されています。
最近は高精度になりすぎて、
精度が上がりました。という新製品でも人間の感覚で差があるかというと….???
というレベルです。
そういった意味では、事務作業用のマウスも精度は上がっています。
昔と比べて、という前置きが必要になりますので、
結局本当に正確にマウスの動きを反映させたいならゲーミングマウスが必要になります。
G PRO X Superlightは自社開発のHIROセンサーというものを搭載しています。
解像度は100~25,600dpiで最大加速度は40G未満まで対応しています。
後ほど紹介しますが、プロが多く使っていることから、
一般人には十分すぎるくらいの正確さです。
高耐久のスイッチが搭載されている。
事務作業用のマウスも最近はそんなにすぐに壊れませんが、
ゲーミングマウスは、それをはるかに超えるほど高耐久です。
当然と言えば当然ですよね。
ゲームするときって、事務作業やネットサーフィンしている時とは
比べ物にならないほど酷使します。
ですから、酷使されてもそんなに簡単に壊れないスイッチが必要です。
有名どころだと、国内メーカーのOMRON社製のスイッチがありますね。
新製品でクリックの耐久性をウリにしている場合は、
結構な確率でOMRON社のスイッチが登場します。
逆に、中華製の安いよくわからないゲーミングマウスだと、
スイッチのことはあまり触れていないことが多いです…
G PRO X Superlightは、OMRONのD2FC-F-7N(20M)というスイッチを搭載しています。
このスイッチは、1分回に300回の頻度でクリックして、
2,000万回以上の耐久性が保証されています。※OMRON社製品ページ
2,000万回って意味不明ですよね。
例えば、1日1,000回クリックしたとして
(ちょっとネットサーフィンするくらいなら絶対こんなにいかない)
2万日もちます。2万日≒54年。
人生の半分このマウスと一緒に過ごせるという計算ですね….
さすがにスイッチよりも、センサーや、バッテリーなど、
他の電気部品のほうが先にダメになると思いますが、
高耐久だということがよくわかってもらえると思います。
Razer Viper Ultimateよりも軽量

Razer Viper Ultimateが登場したときは、
軽量マウスの先駆けとして世間を席捲しました。
今では軽量なマウスのラインナップが増えてきましたが、
無線のマウスで軽量なマウスはほとんど選べなかったんですよね。
そんな軽量マウスの先駆けであるRazer Viper Ultimateが、
カタログスペックで74g。それに比べて、GPRO X Superlightは、
10g以上も軽いカタログスペック63gです。
G PRO X Superlightのほうが後発ですから、
Viper Ultimateを意識していたのは間違いないですね。
当時はそんな感じでしたが、
RazerのViper Ultimateもv2が登場して、
G PRO Superlightも第二世代が登場という噂が飛び交っていますね。
ちなみにRazer Viper Ultimateのv2の重量は58gと、
G PRO Superlightよりも軽いですね。
値段は高額!
これはちょっとしょうがないことなのですが、
事務作業で使うようなマウスに比べると、高額です。
発売からだいぶ時間が経っているので、
発売開始から実売価格は3/4程度に下がっていますが、それでも
まだまだ高いですね…
現在の実売価格はこちらのリンクからAmazonに飛ぶことで確認可能です。
めちゃめちゃ売れている
このG PRO X Superlightは、とにかくめちゃくちゃ売れています。
ゲーム業界ではこのマウスを知らない人がいないほど。
Amazonのレビューなんて、記事執筆時点で7,662件存在します。
先ほど登場したRaze Viper Ultimateのレビューが4,573件なので、
どれほど圧倒的かわかってもらえると思います。
少し前のところで、プロが使っているという話をしましたが、
プロが参加する大会で半分以上の人がこのG PRO X Superlightを使用している
というデータもあるくらいです。
プロに信頼されているデバイスと考えると、
間違いない性能。と言えますね。
どんな人がG PRO X Superlightに合っているか?

ここからは、G PRO X Superlightがあなたに合うか?合わないか?について
解説していきましょう。
無駄に光らないマウスが好み
ゲーミングマウスの一般的な特徴のところで、
ゲーミングと名の付くデバイスは、七色に光るものが多いという話をしました。
このG PRO X Superlightは、充電のステータスを表示する小さいLEDが
光る程度のもので、ド派手に光る部分は存在しません。
ですから、落ち着いたマウスとして使用できますから、
会社の事務作業で使うなんてことも全く問題ありません。
実際わたしも会社に持ち込んでこのG PRO X Superlightを使用しています。
家でも使っているので2台持ちですね。
とにかく軽いマウスが好き
とにかく軽いマウスが好きなら、このマウスはオススメです。
普通の事務作業用のマウスだと、この重量はなかなか出せません。
ゲーミングマウスも最近は軽量モデルが出ていますが、
なかなかこのレベルの軽量マウスはまだまだ少ないです。
選択肢が少ないので、消去法でこのマウスになるということもあるくらいです。
重いマウスと軽いマウスで、結局のところ好みの問題に落ち着きます。
つまみ持ちだと軽量なマウスを選ぶ傾向があるようですが、
マウスの持ち方は人それぞれですからね…
思い通りにスパッとカーソルを移動させたい
ここまでG PRO X Superlightの性能についてお話してきましたが、
精度は間違いなく世界トップクラスです。
それはプロゲーマーの使用率が証明しています。
ですから、精度面に関しては不満を持つ可能性は限りなく低いです。
逆に言うと、このマウスで精度に不満がある場合は、
世界中さがしても満足する精度のマウスは見つからないと思います。
G PRO X Superlightを2年半つかって感じた不満

2年半、家でも会社でも使ってきたG PRO Superlightですが、
事務作業用として使ってきた経験から、不満に思ったことについて挙げていきます。
充電方式
充電方式はちょっとというかだいぶ不満です。
このG PRO X Superlightは、ワイヤレスですから、バッテリー内蔵です。
このバッテリーを充電しないと電池切れになります。
充電する方法は、2つあります。
1つ目は、本体のコネクタにUSBケーブルを挿して充電する方法。
2つ目は、PowerPlayを使用する方法。
ケーブルを挿すのは単純にここにUSB microBの端子をさして、
ケーブルの反対側をPCでACアダプタでもいいので接続します。
厄介なのが2つ目のPowerPlayです。
これは無線充電する方法です。
このような無線充電できるマウスパッドを別途購入する必要があります。
無線でこのマウスパッドの上に置いておくだけで充電できるなんて
最高じゃないか!と思ったそこのあなた。
注意点が2つ存在します。
その注意点がこの2つ。
マウスパッドのくせに高い
マウスパッドの形をした充電器ということで、
ただのマウスパッドではないので高価になるのはわかるのですが、
このマウスパッド、G PRO X Superlightがもう一つ買えるくらい高価です。
amazonのリンクを貼っておくので、現在の値段を確認してみてください。
結構びっくりしますよ。↓↓↓
金属製の机では使用できない
このPowerPlayの充電方式が、電磁誘導の仕組みを使っている関係で、
金属製のいわゆる昔ながらの金属性の事務机では使用できません。
これに気づくまで結構時間がかかったのですが、
そのことについてこの記事で以前書いています。
左右チルトが無い
G PRO X Superlightには、
最近事務用マウスには標準搭載されつつある左右チルトがありません。
左右チルトとは、Excelなどで横にスクロールするのに使う機能のことです。
使うタイミングが限定的であることから、
あまりデメリットに感じる場面は少ないような気もしますが、
絶対に左右チルト機能が無いと仕事にならない!という場合は避けたほうが良いですね。
グリップに追加対策が必要
G PRO X Superlightの側面はつるつるした表面になっています。
本体を購入すると、専用のグリップテープが付属します。
この専用のグリップテープですが、当然使っているうちに劣化していきます。
その場合どうするか?という話です。
つるつるした状態でそのまま使うという人もいるでしょうが、
このつるつる具合では結構滑ります。
ですから、わたしのばあいは、テニスのグリップテープを使って
手で持つ部分に張り付けています。
このグリップテープも劣化しますから、定期的に交換が必要になります。
最初からラバー素材にしてあればこの手間がなくなるので、デメリットとしてあげました。
ただ….ラバー素材にしたらしたで、
ゴム特有の加水分解という化学反応が起きます。
長く使っていくうちに表面が劣化してべたべたしてくるんです。
このべたべた、経験したことがあるとわかると思うのですが、結構不快です。
ですから、今回デメリットとしてグリップを挙げましたが、
世間のマウス全般のデメリットなので、このG PRO X Superlight特有の
デメリットというとそういうわけでもありません。
私の使い道…実はゲームそんなにしません…
実はわたしは昔はTPSやFPSにハマっていた時期もありまして、
その時からゲーミングマウスを使っているのですが、現在はほとんどやっていません。
なのになんで?と思われるかもしれませんが、
このG PRO X Superlightは、精度・耐久性・軽さ
この三拍子が見事にそろっているんです。
ですから、基本的には仕事と家でブログを書いたり、
プログラミングするときに使っているという感じです。
なんでもそうですが、高性能なデバイスって、
作業のストレスを限りなく少なくしてくれるんです。
仕事道具に関しては、あなたもこだわりがあると思いますが、
わたしの場合は、仕事時間の9割はパソコンに向かって作業するので、
マウスはれっきとした仕事道具なんです。
毎日触る道具ですから、ぜひ良いものを使って
ストレスフリーで仕事しましょう!
今回のまとめ
今回は、Logicool社製のG PRO X Superlightについてご紹介しました。
2年半使っても何も不具合が出ていないのはさすがという感じですね。
2台購入して家と職場で使用していますが、どちらもバリバリ使えています。
使用頻度としては結構だと思うんですが、プロゲーマーが使うくらいですから、
わたしの使い方くらいではビクともしないということなんでしょうかね…
最後にお伝えしたいのは、このマウスを購入するかどうか悩んでいるあなたへのメッセージです。
G PRO X Superlightは正直高額です。
ただ、高額である理由も今回の解説で理解していただけたと思います。
消耗品とはいえ、安物のマウスを毎年のように変えるくらいなら、
高性能なマウスを何年か使ってみませんか?
もし高性能なマウスを使ったことが無いのなら、一度でいいので使ってみてほしいです。
事務用のマウスでよくあるカーソル飛びなんて、今まで一回もありません。
動かした量に応じて正確にスパッとカーソルを動かしてくれる快感。
手に入れてみませんか??
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